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ぴっちりセーター、ミニスカサンタ。今日もめぐみはスキだらけ『天野めぐみはスキだらけ』7

幼なじみの淡い恋模様を、コミカル&ちょっとエッチに描く、ねこぐちの『天野めぐみはスキだらけ』7巻が発売されました。今回も、めぐみのスキだらけの仕草に右往左往する学の苦労がオモシロおかしい。

東大を目指すガリ勉の進藤学と、剣道に励む体育会系の天野めぐみは幼なじみ同士。真面目に勉強したい学を邪魔するのは、めぐみのスキだらけな格好。時にスカートがズレ上がり、時にぴっちりセーターで胸の形がくっきり。
そんな気が散る格好のめぐみに勉強を教えようとしても、集中できるわけがありません。セーターの静電気を面白がるめぐみ→さらに静電気を出すために体を揺らす→おっぱいブルンブルン→親に叱られるのコンボが笑えます。
1巻から めぐみの無防備なチラリズムがキモの作品ですが、7巻になってもネタは尽きません。ストーブに温まるためにお尻を当ててると、後ろの鏡でパンツが丸見えになるなど、次々に新しい見せ方を工夫しながら披露。
季節は年の瀬。クリスマスでは、ミニスカサンタのめぐみがコートを着ているうちに、スカートがズリ上がってしまうハプニング。
作中で、女性にとってはあるあるネタらしいと解説がありました。
大晦日では、除夜の鐘を突くめぐみを下から見上げると、そこには見事なパンツがバッチリ。驚いた学の擬音が、「ぼん NOーー!!」=煩悩。上手いダジャレで吹いてしまいます。

仲良しの学とめぐみ。ところがめぐみは、学の憧れの人が、別の高校に通っている美川遥だと知っています。めぐみは学が好きだからこそ、遥と偶然出会ったことを、学に言い出せないまま悶々とします。「あのね、まー君……」その先を言い出せない乙女心の葛藤。胸を締め付けられるような切なさに溢れています。
これまで遥一筋だった学も、7巻では気持ちが揺らぎます。遥が気にかけてくれたことは嬉しい。しかし、めぐみの顔が脳裏にチラついて釈然としない気持ちに悶々と悩み中。
「二人とも青春してるなー!」って、肩をポンと叩きたくなっちゃいました。学生時代が遥か遠い記憶となってしまった大人としては、応援したくなる幼なじみカップルです。