• トップ
  • ニュース
  • アニメ放映直前『賭ケグルイ』7巻は女子高生、指切りギロチン一本勝負

アニメ放映直前『賭ケグルイ』7巻は女子高生、指切りギロチン一本勝負

7月からアニメが始まる限界顔芸ギャンブル漫画『賭ケグルイ』の7巻。
「生徒会長選挙編」がはじまり、登場キャラが一気に増えた。

蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)が通う学校は、ギャンブルで全てが決まる。
彼女が1巻で賭けていた金額は、100万単位だった。
次第に金額はあがり100億もの大金に。それどころか身体の一部、人生、命、さらにその上までもが、賭けの対象になった。

今回出て来るギャンブルは「指切りギロチン」。ヒモを一本ずつ切っていって、ギロチンが落ちると指が飛ぶ。逃げたほうが負け。
気の触れたゲームだが、今まで命の駆け引きをしてきた面々が、指一本ごときでどうこうなるわけがない。余裕のお楽しみモードだ。
提案したゴスロリ少女・蟲喰恵利美(むしばみ・えりみ)の方が、ビビってしまう有様。

今回の恵利美戦は、前の巻の高度な頭脳戦に対し、何も考えないでできる極めてシンプルな度胸試し。
「絶対に勝てる・絶対に負ける」ことを嫌悪している夢子。単純なスリルにすっかり夢中になる。

漫画のパワーインフレ状態をリセット。夢子の、自身がリスクを背負って全力で戦う「賭け」の快感の原点を見つめ直した巻だ。
この巻以降、作者たちはキャラの挑むギャンブルを、再びインフレさせる気満々のようだ。滾る。

同時発売で、人気キャラのツンツンツインテール・早乙女芽亜里を描いたスピンオフ『賭ケグルイ双』4巻も発売。芽亜里は比較的凡人。天才狂人の夢子と違う努力家の物語として、対になっている。
また、本編と真逆ののんびり日常パロディ『賭ケグルイ(仮)』1も発売中。
7月22日には、ひたすらリスクを求めるマゾヒスト生志摩妄を描く『賭ケグルイ妄』とアンソロジーコミックが、8月22日には本編の8巻が発売される。