綾薙学園という音楽芸能分野の名門校を舞台に、
男子高校生たちの成長や葛藤をキラキラに描く青春ミュージカルアニメ『スタミュ』。
４月から始まった第２期アニメが、6月19日に最終回を迎える。

スタミュのテーマは「夢」。
憧れの先輩を目指して綾薙学園に入学した主人公・星谷悠太。
いよいよ、その先輩と同じ舞台に立つという夢を叶えようとしている。

スタミュのコミカライズ「スタミュ Stardust’s Dream1 (シルフコミックス) 」（著・氷堂れん/原作・ひなた凛）
ミュージカル学科の入科オーディションを終え、新人お披露目公演の練習が始まった。
（アニメ第１期の第３幕〜第７幕あたりを掲載）

エリートたちが集まるミュージカル学科候補生の中で、一般中学から進学した星谷くんは素人同然だ。

かなり　大雑把だが…
お前のパフォーマンスは目を引く

チームメイトに褒められて、喜ぶ星谷くん。
伸び代があるぶん、練習を重ねるうちに技術はついてくる。
頑張れば、夢はきっと叶う。
まっすぐに走っていくのが、星谷くんの夢を諦めない方法だ。

星谷くんの友人たちにも夢がある。

オレは歌舞伎界の未来を背負っている身だ

歌舞伎界のスターと呼ばれる天花寺翔（てんげんじ かける）。
名門の跡取りとして生まれた彼の夢は、個人のものではない。
自分が持って生まれた運命として受け止めている。

父は有名演出家・母は大物舞台女優とサラブレッドと呼ばれる月皇海斗（つきがみかいと）は、
若手No. 1のミュージカルスターである兄の存在が苦しい。

兄さんと同じ場所に行くこと？
兄さんと比較されないこと？
一体何を目指して　何をあきらめたくないのか　…わからない

兄みたいになりたい、でも同じに見られたくない。
海斗には、迷い掴みきれない夢がある。
星谷くんたちと出会うことによって、悩みながら前へ進み始めた。

いつか本物の舞台に立つ姿を見てほしい…
それが　俺の動機　…夢だ

幼い頃に父を亡くしてから、自分のために必死に働く母親を喜ばせたい。
空閑愁（くが しゅう）の夢は、とても純粋。

ライバルであるチーム柊のリーダー・辰己琉唯（たつみ るい）は
星谷くんに尋ねる。

目指すものは憧れだけ…
君はそれで　舞台に立ち続けられる？

スター・オブ・スターと呼ばれる辰巳は、夢のその先を狙える実力があり、
自分たちの良きライバルになって欲しいと、星谷くんたちを見守る余裕すら持っている。

みんな同じ高校生だが、スタートの位置、育ってきた環境、成長の速度は違う。
星谷くんが夢を叶えたその次はどうなるのか、まだまだ見ていたい。