2016.03.16
「ヤバい」を捨てれば頭が良くみえる! 『語彙こそが教養である』齋藤孝
最近、電車に乗ったとき男子学生の会話が聞こえてきました。
A「こないだヤバい奴いたんだけど」
B「マジで?」
A「マジでマジで!ヤバくね?」
B「ヤバいヤバい!マジでヤバい!」
通じるの、それ!?
あまりにも少ない語彙。
特にBがヤバいですね。
「ヤバい」と「マジで」しか言ってない。
これで通じるのはポケモンのサトシクラスです。
このような例は、滅多にないと思いますが、若者に限らず近年、日本人の会話が単調になってきているとは感じませんか?
その原因のひとつは、会話に登場する単語数が少ないことです。
TVを見ると、面白い芸人さんはツッコミの単語も工夫しています。
フットボールアワーの後藤さんや南海キャンディーズの山ちゃんなんかを見れば一目瞭然ですよね。
バラエティーに富んだ会話を繰り広げるには色んな単語を知っている必要があるのです。
知性的な人になるためには
たくさんの言葉を知っている人は見える世界が違います。
シャープペンのことを知らない人がシャープペンの価値について考えることができないように、言葉を知らないと、そのことについて考えるために多大な労力を必要とするのです。
語彙力を増やすことが知性に繋がります。
では、どうやったら語彙力を増やすことができるでしょう。
その回答が、現在、Amazonの「日本語の語彙・熟語」カテゴリでベストセラー1位の、齋藤孝著『語彙力こそが教養である』にあります。
読書やTV、ネットサーフィンから気軽にレベルアップする方法や、本格的に語彙力を鍛えるための8つのステップ。
そして、ワンランク上のインプット・アウトプットまで、語彙を増やすための方法論がこれでもか、とばかりに紹介されています。
中でも、第1章の3つのステップは今からでもゲーム感覚で挑戦できるのでオススメ!
家族や友人、同僚とやってみてはいかがでしょう。
結構盛り上がりますよ!