2017.03.24
今度はオオグソクムシを揚げて食べるよ「桐谷さんちょっそれ食うんすか!?」2
以前紹介した1巻ではヘビやカエルやブタの睾丸をもりもり食べていた雑食系女子高生。
2巻ではセミなど、さらに食の冒険に旅立っている。
今回の目玉はオオグソクムシ。ニコニコ動画などで人気なのはダイオウグソクムシで、オオグソクムシはその半分、10から15cmの手のひらサイズ。巨大なフナムシ、ダンゴムシ。
美味しそうな雰囲気は皆無。一応食べられるらしいが、現在ほとんど出回っていない。
これをどう料理するのかと思いきや、生きたまま片栗粉をつけて、唐揚げ。
おいしいらしい。
口が切れるほど硬いらしい。
このマンガ「カニっぽい」、のような「○○っぽい」という感想に流れていくことが多い。
「ならソレ食えよ!」という気持ちになる。
桐谷さんが楽しんでいるのは、味だけではない。「体験」のほうだ。
クジラを食べたいと願い、魚市場の解体現場に立ち会うシーンがある。
食べるだけなら、売っているのを買えばいい。
そうじゃない。生きている状態から、食べられる状態まで持っていくのを見る機会は、一般的にはまずありえない。
だから毎回、食べるために彼女は全力を尽くすし、絶対粗末にしない。
全力で新しいことを体験って、とても青春だと思