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2017.02.13

二日で小説を書き上げる!日本初の小説創作セッション「NovelJam」で誕生した時代エンタメ

文:結城紫雄

2017年2月4・5日に開催されたNovelJam(ノベルジャム)」。本企画は著者と編集者が即席タッグを組み「二日間で小説を完成させる」という、前代未聞の“文学版ハッカソン”だ。本作『メテオライト』は同企画において、文字通り“ゼロから”執筆されリリースに至った17作品の内のひとつである。

時は戦国。刀工衆の集落「美蔵」の生き残りである刀鍛冶・助六は、咲沢領領主・瓜生光宗からとある命を受けた。光宗の勅命とは、宙から飛来し「星流れ(隕鉄)」より刀を打ち出せという荒唐無稽な難題である。助六は盲目の娘・八重とともに、秘剣「彼岸星」の精製に挑む――。

日本を含む世界各地に実在する、隕石から作られた太刀「流星刀」をメインテーマに、刀工衆の村に生まれながらも鍛冶の才能を持たない主人公・助六と、その娘である盲目の天才鍛冶・八重による「未知との戦い」を描く時代エンタメ作品。編集は「NovelJam」参加の高橋文樹氏。表紙のアートディレクターは松野美穂氏、イラスト及びデザインをjitari氏が手がける。

「メテオライト」(BCCKS)