阿部寛主演映画「恋妻家宮本」原作・重松清『ファミレス』読み放題配信中
1月28日に公開される阿部寛主演、遊川和彦初監督作品『恋妻家宮本』。その原作である重松清の小説『ファミレス』上・下巻が「ブックパス」にて読み放題となる期間限定キャンペーンが開始された。
『ファミレス』は、妻が隠し持っていた離婚届を発見した中学教師の陽平をはじめ、50歳前後のオヤジ3人の運命を描く長編小説。
そこで公開に合わせて、月額562円(税抜)で約40,000冊のコミックや小説が読み放題になる「ブックパス」の「読み放題プラン」に入ると、この『ファミレス』が読み放題になるというキャンペーンが実施されている。キャンペーン期間は2月17日まで。
かつて角川映画が「読んでから見るか 見るから読むか」というキャンペーンを行っていた時代もあったが、映画公開時は原作本の売り時として認知されていた。ところが、このキャンペーンは原作本を無料に近い価格で公開する試みだ。今後は映画公開時に原作本を無料で公開する出版社と作家も増えていくのかもしれない。