• トップ
  • ニュース
  • 第3回日本翻訳大賞スタート。まずは読者推薦を仰ぐ一次選考から

第3回日本翻訳大賞スタート。まずは読者推薦を仰ぐ一次選考から

2015年4月19日、紀伊國屋サザンシアターで第一回日本翻訳大賞授賞式が開催されて、
いよいよ三年目。
第三回日本翻訳大賞がスタートします。
翻訳者の西崎憲氏が Twitter 上で「翻訳賞はぜったい必要なように思う」とツイートし、
それに、米光一成(ゲーム作家・ライター・おれ)が「やりましょうやりましょう」と呼応したのが発端。

選考委員は金原瑞人・岸本佐知子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂。

第三回日本翻訳大賞は、2015年12月1日から2016年12月末までに日本語に翻訳された作品で、最も賞讃したいものに贈られる。
まずは、ウェブ上で読者の推薦を仰ぐ一次選考がスタート。
専用フォームを使って、翻訳作品を推薦してほしい。
1人2冊まで推薦可能(1冊でも可)。
ここで選ばれた上位10冊に、選考委員それぞれが無記名で1冊ずつ選んだ5冊を合わせて、15冊が2次選考対象作品となる。

第一回、第二回は、コメントと共に読者からの熱い推薦が集まり、
そのリストは、翻訳作品ブックガイドとしても楽しめる。
第一回日本翻訳大賞 推薦作品リスト
第ニ回日本翻訳大賞 推薦作品リスト

第三回日本翻訳大賞、候補作を、ぜひ推薦してください。

【第一回日本翻訳大賞受賞作品】
大賞:阿部賢一・篠原琢訳『エウロペアナ――二〇世紀史概説』(パトリク・オウジェドニーク著、白水社)
大賞:ヒョン・ジェフン・斎藤真理子訳『カステラ』(パク・ミンギュ著、クレイン)
読者賞:東江一紀訳『ストーナー』(ジョン・ウィリアムズ著、作品社)

【第ニ回日本翻訳大賞受賞作品】
大賞:関口涼子・パトリック・オノレ訳『素晴らしきソリボ』(パトリック・シャモワゾー著・河出書房新社)
大賞:金子奈美訳『ムシェ 小さな英雄の物語』(キルメン・ウリベ著・白水社)