そんな本あったんだ!「秀吉伝説集成」シリーズ全5作品ブックビヨンドで電子書籍化
電子書籍の制作・販売を行うブックビヨンドが、専門出版社、個人出版社によるボーンデジタル出版支援サービスを開始した。
電子書籍は印刷コストなどがかからないため、従来は刊行できなかったような少部数の企画も出版できるメリットがある一方、電子書籍の出版には少々専門的な知識が必要だったのも事実。そこでブックビヨンドが専門出版社、あるいは個人出版社による電子書籍事業を後押しすることになったというわけだ。
第1弾として選ばれたのが、豊臣秀吉をテーマにした専門出版社、桃山堂が刊行する「秀吉伝説集成」シリーズ全5作品。『真田丸』が人気ということもあって、旬といえば旬だし、マニアックといえばマニアック……。
初回刊行予定タイトルは以下のとおり。
『豊臣秀吉の系図学 近江、鍛冶、渡来人をめぐって』宝賀寿男・著
『尾張中村 日の宮伝説 大阪夏の陣のあと、秀吉のふるさとは消滅した』横地清・著
『秀吉と翼の犬の伝説』蒲池明弘、佐々木四十臣・著
『古墳と秀吉 「大阪城=前方後円墳」説からの探求』蒲池明弘・著
『黒田官兵衛目薬伝説 秀吉の軍師をめぐる不思議な話』奥沢康正・著
ちなみに筆者は豊臣秀吉が生まれた尾張中村の出身なのだが、2冊目のタイトルが気になって仕方がない。秀吉のふるさとは消滅してないよ! おい!
2017年中にはシリーズ全10作が刊行される予定とのこと。ちなみにブックビヨンドの社長の名前は「織田信雄」さんというらしい。だから豊臣秀吉なのか……?