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『HUNTER×HUNTER』9巻を振り返る。無双シリーズで使いたくなるウボォーギン

冨樫義博のHUNTER×HUNTERが休載して9週目が経過。今回は単行本の9巻を振り返っていく。緋の眼を奪った幻影旅団団員のウボォーギンが大立ち回りを演じる話。

大柄で筋肉質なロン毛のウボォーギン。野生的な外見の男。HUNTER×HUNTERの無双シリーズが出てきたら、一番に使ってみたくなるキャラ。雑魚敵をゴミみたいに殺していくのは、見ていて爽快感がある。

マフィアの群れを相手に、ピストルの弾を前歯で受け止め、バズーカ砲は右手一本でガード、素手で人を紙屑みたいに引きちぎる人外の強さを見せる。
続いて襲いかかってきたのは「陰獣」の4人。相手を地中深くに引きずり込む蚯蚓、体毛を自在に操る豪猪、神経毒を牙に仕込んで噛みつく病犬、口から相手の体内にヒルを産み付ける蛭である。

「てめぇら倒すのに 首から上が動けば十分だ」ゴゴゴゴ

首から下が動かなくなっても陰獣をまとめて始末できると豪語したウボォーギン。病犬に「筋肉バカ」と罵られていたが、その殺し方を見ると普通に賢いんじゃないかと思う。

「たまにこういうやつがいるからやめられねぇ 殺しはな」
「オレの一番の喜びってやつを教えてやろうか?」
「おめェみてェなリベンジ野郎を 返り討ちにすることだ!!」

最期に立ちはだかったのはクルタ族出身のクラピカ。かつて幻影旅団に一族の目を奪われてしまった過去を持つ男。モチベーションの高まったウボォーギンはノリノリで戦闘を始めるのだが…。