「アカギ」「黒沢」「 涯」…Kindle Unlimitedに福本伸行作品続々投入

「カイジ」のヒットで「狂ったギャンブルの人」イメージが先行した福本伸行だが、それ以前は人情ものや麻雀漫画を描いていた。

突然に、人生の空しさに気付いてしまった男「黒沢」、
少年でいたくない、厳しくても自由な人生を望んだ「涯」、
いよいよ決着かと思わせて、はや20巻ほど対局が続いている「アカギ」、

暴力もあれば、ものすごく気の抜ける笑いもある。
福本伸行Kindle Unlimitedで読み放題対象作品、一挙紹介だ。
(各2~3巻まで、アカギは10巻までが読み放題対象)
カイジ紹介はこちら

『銀と金』

悪に憧れ、裏社会の勝負ごとに挑む男を描いた人気作。
弾が入ってない拳銃だけで、猟奇殺人犯の見張りを任される場面が鮮烈。

『無頼伝 涯』

無実の罪で捕らえられた中学生、涯の脱獄サスペンス。
大人の汚さと、1人で生きる心地よさを説いた漫画。
これを少年誌初登場でぶつけてくるか!

『賭博覇王伝 零』

「涯」終了後の、少年誌へのリベンジ作。
刺激的なアトラクションを次々登場させることを重視している。

『最強伝説 黒沢』

交通整理の人形が話し相手の土木作業員、黒沢。
人望が欲しくて、同僚の弁当にそっとアジフライを仕込む!
見てられない、けど見届けたい中年の悪あがき。

『新黒沢 最強伝説』

前作の余韻も気にせず、黒沢があっけらかんと帰ってくる!
現実の過酷さと、ドリフのコントみたいな「あの世」の比較に笑ってしまう。

『アカギ 闇に降り立った天才』

伝説的雀士として語り継がれる男、赤木の少年時代。
血液を賭けた「鷲巣麻雀」序盤までが読み放題。
現在も連載中の、果てしない対局の幕開け。