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「HUNTER×HUNTER」7巻。ヒソカのオーラ別性格診断がスゴイ

冨樫義博。『HUNTER×HUNTER』。休載7週目。
単行本第7巻のヒソカ対ゴンのバトルで描かれたオーラ別性格分析を振り返る。

キミ強化系だろ?
強化系は単純一途

ゴンの性格を分析して、強化系であることを見抜いたヒソカ。血液型性格診断と同じで根拠はないらしい。
各話間の余白でその詳細が書かれていた。

ヒソヒソのオーラ別性格分析

強化系・・・・・単純で一途
操作系・・・・・理屈屋・マイペース
変化形・・・・・気まぐれでうそつき
放出系・・・・・短気で大雑把
特質系・・・・・個人主義者・カリスマ性あり
具現化系・・・・・神経質

※全てヒソカの独断と偏見です。

7巻以降、たくさんの念能力者が出てくる。根拠はないといいつつも、だいたいの人物は性格と能力系統が一致しているように思える。
しかし、性格と能力系統が一致してないな、と思えるキャラも中にはいる。第8巻から登場するセンリツである。
センリツは落ち武者カットで前歯が出ている小動物系の顔をした女性。他人の心臓の音を聞き分ける常人離れした聴力を持つミュージック・ハンター。
悪ぶって他人と接するレオリオの本質を見抜いたり、復讐心で頭がいっぱいになったクラピカを落ち着かせたり、そんなに絡みのなかったゴンが入院した時にも病院まで駆けつけたり、作中屈指のいい人キャラである。
そんな彼女の能力系統は放出系。ヒソカのオーラ別性格診断では、「短気で大雑把」ということになる。作中で登場した主な放出系能力者はレオリオ、フランクリン、リールベルト、トチーノ、レイザー、ナックルなど。声がデカくてケンカ早い面々。しかし、トチーノとセンリツは場違い感がある。
センリツも好戦的な一面を隠し持っているんだろうか。連載復活が待たれている「暗黒大陸編」では、カチョウのボディガードとして登場しているため、センリツの戦闘が見られるかもしれない。

というように、一つ一つの能力系統と性格を結び付けてくれたヒソカ。7巻から激しくなっていく念能力バトルをより一層面白くさせてくれたのである。