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「HUNTER×HUNTER」5巻。ゾルティック家の飼い犬・ミケの食事が速すぎる

冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』が少年ジャンプに再び姿を見せるのはいつになるのか。今回は第5巻を紹介する。

ハンター試験が終了し、キルアの実家まで訪ねていったり、天空闘技場に行ったり、プロハンターとして実力をつけていく巻である。
「心配すんな どうせあんたの御主人はオレ達に始末される」
キルアの家はククル—マウンテンの頂上にあり、ちょっとした観光名所になっている。クラピカとレオリオと一緒にゴンは観光バスに乗って訪ねていくのだが、荒くれ者の2人が守衛のカギを奪ってゾルティック家に侵入するシーンがある。
その3コマ後、侵入者たちは白骨化した状態で門から打ち捨てられた。ゾルティック家の飼い犬・ミケが食べてしまったらしい。「身」を残すことなく、骨と衣服の食べられない部分だけ残す。普通の人間を一口で食べてしまえるくらいの巨大なサイズなのだが、2人の人間をすごくきれいに食べていた。

遺体はそろって頭蓋骨もカチ割られていたことから、脳みそもしっかり食べられていたことが分かる。ちょうどミケの人差し指で開けられるサイズの穴だ。

ミケが2人を食べる間、ゴリゴリ、ムシャムシャ、バキバキも言わなかった。聞こえたのは「ゴゴゴ…」と言う音のみ。あんなに素早く、咀嚼音もなく、きれいに食べられるのはどう考えてもおかしい。
キルアの弟(?)のカルトや、執事のゴトーたちも念能力を使える。そう考えると、ミケも念能力を使えてもおかしくない。たぶん、「ゴゴゴ…」の間に、捕食対象者をバキュームできれいに食べちゃう能力だろう。