栗本薫の未刊行作品が電子本シリーズで続々刊行決定

ニュースである。
天狼プロダクション(作家・栗本薫/中島 梓の著作権管理会社)と株式会社ボイジャーが組んで、未刊行作品を中心に電書を出す。
紙ではできなかった——ならばデジタルで 作家・栗本薫 未刊行作品 電子本シリーズ7月よりスタート。

第1弾は、栗本薫が京堂司名義で書いた全作品を収録した「京堂司掌編全集」。

そして、9月には「小説道場」が予定にあがっている。
これは、『小説JUNE』に連載されたガチ実践の「小説道場」だろう。
美少年小説(いまだとBLと言われてしまうかもしれないが)の投稿を読んで、栗本薫がその作品の良さ悪さ、どう直せばいいのかを柔らかく厳しい語り口調で書いたものだ。
新書館から出ていたが絶版。さらに光風社出版から新版が出た。
新書館版には投稿作品が掲載されていたが、光風社出版では省略された。
今回の電子本には、ぜひ投稿作品も掲載されているとよいのだが。