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「HUNTER×HUNTER」復活祈念! 冨樫義博は普段から残酷な空想をしているのか

冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』。週刊少年ジャンプで休載が発表されてから一週間が経った。
早く戻ってきてほしい…。冨樫が復活するまでの間、元気だったころの冨樫と過去のHUNTER×HUNTERを振り返っていく。

HUNTER×HUNTERが始まったのは1998年。単行本第1巻が発売されたのは同年6月である。

「これから10巻20巻とだしていけるようにがんばるつもりです。だからもう弱音吐きません。逃げません。切れません。と思います。多分。」
巻頭にはウサギの覆面を被った冨樫の写真と決意表明が載っていた。覆面写真は某パーティで撮影されたものであり、決して怪しい会員制クラブで取ったものではないらしい。
各話の間にはゴン、クラピカ、レオリオなどのHUNTER×HUNTERキャラの走り書きされているのだが、ここにセーラームーンも登場する。セーラームーンの作者・武内直子にカラー原稿を手伝ってもらった、これに対する感謝の気持ちの表れである。「これがまぁキレイで上手いんす」とも。ちなみにジャンプにカラーで掲載されたのは第1話である。
第一巻が発売された翌年に二人は結婚するのだが、セーラームーンの挿絵を冨樫が書いた時点で武内のことをどう思っていたのか、ちょっとだけ気になる。

「お前の母親と恋人が悪党に捕まり 一人しか助けられない 1母親 2恋人 どちらを助ける?」
「1!!」(本当は恋人に決まってるが この方がババア好みの答えだろう)
(第3話 究極の選択より引用)

物語の本筋の方は主人公・ゴンがハンター試験を受け始める話。HUNTER×HUNTER史上、最初の犠牲者(死人)となったのはドキドキ2択クイズで脱落してしまった人。ゴン、クラピカ、レオリオの先回りをしていっぱい罠を仕掛けようとしたのだが、通されたのは正規のルートではなかった。悲鳴が聞こえたことから、道中、魔獣に襲われて死亡したと思われる。
さてクイズの正解は……?

大切な人をどちらか一人しか助けられない、冨樫も普段からこんな残酷な空想をしていたのだろうか。