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6/17開始、松岡茉優ドラマ「水族館ガール」可愛いイルカやラッコの登場を期待する

6/17スタートのNHKドラマ10「水族館ガール」(総合 毎週金曜・夜10時より連続7回)。原作は、木宮条太郎の同名小説。ドラマ版は、設定が一部変わっている。
「イルカ」課に配属された主人公の嶋由香を松岡茉優、職場の先輩・梶 良平を桐谷健太が演じる。

C1、B2、F3、X0……
これらは、すべてイルカにつけられた記号。ケンちゃん、のような愛称はない。
イルカショーじゃなくて、イルカライブと呼ぶ。

こんな風変わりな水族館・アクアパーク。
突然の人事で市役所から出向してきた嶋 由香は、イルカ課へ配属されることに。

アクアパークのイルカに愛称がないのは、名前を付けるとペット感覚になるから。感情移入してしまい、客観的な判断ができなくなってしまうことを防いでいるのだ。

イルカ課のスタッフは、ライブ(ショー)のためのトレーナーでもある。
人見知りのの強いイルカC1が、由香の前で高いジャンプをとんだ。C1が興味を示している証拠だという。
それを見た先輩・梶良平の様子がヘン。怒らせたとへこむ由香に、獣医の磯川がフォローする。

「勘違いしてないかい。僕が梶の様子を尋ねたのは、梶のことが気になったからだよ。君のおかげで、梶のやつ、相当落ち込んでる。」

C1と梶は時間をかけて慣れてきた。それなのに、イルカは新人の由香と遊びたがる。仲間はずれされたみたい。そもそも梶は、由香が水族館の素人であることが許せなかった。自分を名前で呼ぶなと牽制していたほどだ。

「悪いが、そんな奴からオレは名前で呼ばれたくない。」
「『先輩』でいい。それで充分、通じる。」

由香は仕方なく”先輩”と呼ぶのだが、イルカの接し方と同じだ。由香とイルカ、由香と梶の関係の変化が重なって見えてくる。

水族館のお仕事本としても充実した内容。イルカのジャンプや、かわいいラッコたちの”本当”の姿など映像で見れるのは嬉しい。ドラマ化っていいなあ。

ドラマ10 水族館ガール
2016年 6/17(金)スタート
総合 毎週金曜 夜10時[連続7回]