『5時から9時まで』の恋愛模様とライバルに目が離せない!
女性読者から根強い人気の漫画『5時から9時まで』をご紹介します。
去年の10月から12月にフジテレビの月9ドラマで山口智久さんと石原さとみさんによってドラマ化されましたね。見ていた人もいるのでは?
参考サイト : 5→9 ~私に恋したお坊さん~ – フジテレビ
英語講師をしている桜庭潤子は毛嫌いしていた住職の星川高嶺とお見合いして猛アタックを受け、最初は拒んでいたものの徐々に彼に惹かれて両想いになります。
しかし、高嶺の弟天音や他の男の邪魔が入ったり、海外で仕事するという夢も諦めきれず揺らぐ潤子。
そして12巻でそんな2人の関係に転機が訪れます。
まだまだ狙う男が現れそうな予感がする潤子。潤子を一途に思い続ける高嶺。
二人は今後どのような着地点を見つけるのでしょうか。
読んでいると素敵な男性たちにモテモテの潤子が羨ましくなってきます。そして普段は冷静で自信家の高嶺が潤子のこととなると男の子のようにやきもち焼きになったり怒りっぽくなるのも読んでいて可愛くなってしまいます。
周囲の登場人物も全員が個性的なキャラクターで、常識にとらわれない恋愛模様を展開していくので、それぞれの動向が見逃せません。
とりわけ、私としては高嶺に復讐するために手荒な真似をしてくる天音が気になってしまいました。
高嶺に対する愛情の裏返しからそんな行動をとってしまう天音は、どこか自分の寂しさを上手く埋められずにいるように思えて応援したくなる存在なのです。
なので、潤子を利用して高嶺の心を揺さぶる京都弁の天音に対して「意外と京都弁が色っぽくてセクシーじゃないか。きっと本当はいい人で、ちょっと心が複雑なだけで上手く自分を表現できてないだけだ」と思ってしまいます。
気がつくと、天音に素敵な人が現れて幸せになってほしいなと願いながら読んでいました。皆さんにも個性的な登場人物達に一喜一憂しておすすめキャラクターを探してみてほしいです。