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書評のプロは一冊の本をここまで読む「クロワッサン」特集「本のない、人生なんて。」

『クロワッサン8/25特大号』の特集が「本のない、人生なんて。」。本の特集だ。

その中で、書評家・豊崎由美さんが、自分の本の読み方を紹介しているページが興味深い。
見出しは、「一冊の本に付箋・傍線・メモ、いったい何回読むんですか?」。

付箋を貼った本や読書メモなどの写真にあわせて、書評を書く時にどのように読んでいるかが、丁寧に解説されている。

一読目は、傍線など書き込みをしながら。
二読目は、付箋。(半分に切られた小さな付箋が可愛い!)
三読目は紙を挟んで。
さらに、別紙にメモを取り、資料としてはさむ。
たくさんの付箋が貼られた写真には、「ここまですると、どこに何が出ていたか、だいたい覚えています」のコメントが。
すごい。

ぼくも、同じように付箋を貼ったり、メモを挟んだりしながら読んでいる。
乗せられて、早いスピードで読むのも楽しいが、ゆっくり丁寧に読む、繰り返し読むのも、楽しい。

特集は、ほかにも、恩田陸さん、朝井リョウさん、中嶋明子さんなどが自分のお気に入りの本を紹介したり。
マサ大竹さんが美しい本を紹介したり。
角野栄子さんが大好きな書店を紹介したり。
岩下志麻子さんと滝本誠さんの対談があったり。
本好きの人は、ぜひ読んでみてください。